ありふれた日常。

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いつもの夕暮れなのに
見てたら涙が止まらない。

なんて綺麗だ。




今日、人がひとり死にました。

看取ることはなんてつらい。
先立つ者と先立たれる者。

涙が出ます。
無力です。
不甲斐無い自分です。
なんで、なんでもっと。

できなかったことを嘆いても
今は戻らない時間だけが過ぎて行く。
あなたがもう戻らないということだけが実感できる。

・・・・・ 

誰にも渡すものかと守り通した。
でも明日がこんなにも不確かだと分かった今、全部君にあげよう。
力の及ばないものすべてが敵さ。
すごく嫌いだ。

それほど子どもじゃないし感受性など盾にしない。

だけど・・・すごく嫌いだ!!
神様のまやかしに見えるのだ。

不確かな明日。
すごく綺麗だ。
誰にも渡すものか。

・・・・・

あなたは「死んでも死なない」と言った。
でも最後は「死にたい」と言った。

ギリギリまで戦ったあなたは、疲れ果てて死んだ。


私の仕事は、病気の人を守ること。
生きざまがそのまま心にも体にも焼き付いているようで、
患者様方と話すのはとても興味深い。

でもお願い。
いなくならないで。

胸が痛い。
力の及ばないものすべてが敵さ。
それすら味方に思える死とは一体なんなんだ。

手探りでしか触れられない。
だけど、こうやって積み重なっていく経験を、無駄にはしない。
あなたの死が私の明日を形作っていくと思う。
楽しいこと
つらいこと
どちらも忘れ難い。

そう簡単には、渡すものか。
何故だろう。
悲しんだそのあとに力が湧いてくる。


椎名林檎の“日本に生まれて”を聴いて救われました。
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by sayuringo39 | 2009-07-25 21:30 | 日記 | Trackback | Comments(0)

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