これまたすさまじい

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この本。
ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』新版、やっとのことで読み終わりました〜!
一度は挫折したけどやっぱり気になって再び挑戦。なんで苦戦したかというと、古い本でドイツ語だからか言い回しも独特で…っていうのもありますが、やっぱり一番は、内容的なものですね。。

心理学者が強制収容所を体験する、という内容なんですが、、ほんとにすさまじくて。目を背けたくなるような描写ばかりで読んでて辛かった。ほんとに実際行われていたことなのか疑いたくなるような、収容所の実態。日常的な暴力や不条理、人間を人間と思わない扱いを受け、飢餓や流行病に苦しみ、それでも生き抜いた作者の言葉は、本当に心に迫るものがあります。
そもそもユダヤ人ってだけで捕まえられてガス室に送られる現実にピンとこないし、意味が分からないのだけど、実際に起きていたことなんですよね。。戦争なんて知らない世代に生まれて、平和に慣れ過ぎててつい忘れてしまうけど、今だって、イスラム国では人が殺し合ったりしているんですものね。
この本を読みながら、ふと現実の暮らしに戻ると、当たり前にご飯をお腹いっぱい食べて、あったかいお風呂に入って、ほんの小さなことで一喜一憂したり、そんな自分はなんて恵まれて幸せなんだろうって、感じざるを得ませんでした。ぜんぶ当たり前に受け流してて、しかもまだ足りないとすら感じてて、なんて自分は欲深いんだと自己嫌悪したり。

とにかく本当にすさまじく偉大な本です。これからもたくさんの人に読み継がれていって欲しいな。
悲惨なことだけじゃなくて、人間の偉大さもたくさん知れます。苦しむことや死すらも生きる意味になるんだという作者の考察は、深すぎてまだ私には理解が追いつきませんが、、だけど、死ぬ間際まで人間としての誇りを失わず、祈りを捧げていられる人がいるというのは、ほんとに感動してしまうし、そんな生き方ができたら、怖いものなんてないんだろうなと思いました。

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今日もハッピーよ!!おやすみなさいませ〜笑

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by sayuringo39 | 2017-06-14 21:19 | 漫画・映画・本 | Trackback | Comments(0)

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