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夏らしく

へい。今週はお祭りウィークでした。
1週間のうち4日間お祭りに行って、たっぷり夏を満喫したところです。ふぅ。でもまだ8月にもなってなかったね…笑。
夏はまだ始まったばかり⁉︎
暑い日中を頑張ってしのいで、涼しくなってくる夕方と、そして夏の夜が好きです。氷いっぱいのグラスに、冷たい飲み物を注いで、ぐびぐび飲んで、フゥーっとひと息つくと、なんだかとっても幸せな気持ち。夏だからこそ、しみますよね。

新しく2冊ほど読みました
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雫井脩介『犯人に告ぐ』
は、主人公がある誘拐事件の捜査で大失態を犯してしまうけれど、その6年後の連続児童殺害事件で、史上初の劇場型捜査を担当することになる、、というお話です。上司に捨て駒みたいに扱われたり、別な上司は私情がからんで邪魔くさかったり、現場的にもアウェーな中、淡々と捜査をすすめる主人公の巻島刑事にだんだん情が湧いてきて、めっちゃ応援してる自分がいました。最後のほうはもうヒーロー扱いで、展開ごとにハラハラドキドキしてました。笑
刑事も犯人も人間で、いろいろな感情を抱えながら生きてるんだってところがリアルに描かれていて、とても興味深かったです。その後、、実際に街で警察官を見かけては、なぜかまたドキっとして、ときめきを引きずってる馬鹿な私でした(^^;;

角田光代『紙の月』
は、主人公が結婚後子どもに恵まれず、銀行のパート勤めから契約社員になり、あるひとりの男性に出会い、最終的に一億円を横領してしまうお話です。結果として悪いことをしてしまうけれど、そうなっていく過程の、夫との関係性や、ひとつひとつの出来事や、主人公の梨花さんの心情が、充分理解できるだけに、切なくて切なくて。。お願いもうやめて!と胸が張り裂けそうになりながら読みました。梨花のかつての友人たちも、いろいろあってもがいていて、本当の幸せって何なんだろうってすごく考えさせられました。なにを手に入れて、なにを手放すのが幸せか。答えがないところに、答えがあるような。とりあえず、お金じゃないかな、、お金めっちゃ怖い〜!!って思いました。笑

さあ、今日もやりましょう!!なにかを!

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by sayuringo39 | 2017-07-31 10:59 | 漫画・映画・本 | Trackback | Comments(2)

世渡り上手⁉︎

今日は長男がお泊まりキャンプに行っていて不在なため、次男DAYです。
次男の行きたいところをめぐる。

行く先々で愛嬌をふりまく彼は、私や長男とは正反対。
私のような人見知り不器用に育てられ、なぜこんな世渡り上手になったのか…(°_°)

おじちゃんおばちゃん達には自分からニコニコと近寄っていき、ハキハキと挨拶する。お兄ちゃんお姉ちゃんにはすぐ懐いて、会ったばっかりなのにキャッキャと遊んでる。唯一の弱点は、年下の子ぐらい。
すごいなァ。我が子ながら尊敬してしまう。。
これから大きくなるにつれ、いろいろ学んで分別がついていくとしても、その無邪気な天性の人懐こさは、そのままでいてほしいなぁと願いつつ、一日眺めてました。
私も彼を見習って、あれこれ恐れずに飛び込みたいわ〜!(;_;)


そしてまた一冊読みました。
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高野和明『グレイヴディッガー』
ほんとは、話題になってたジェノサイドを借りに行ったものの、貸し出し中で(次こそ‼︎ )。だけどこれも面白かったです。主人公の八神は、悪党だけど根は悪くない奴で、骨髄ドナーとなり誰かの命を救うことで、生まれ変わろうとする。移植を目前にして連続猟奇殺人事件に巻き込まれてしまう、といった話です。
この本、そこそこの厚みがあるのに、プロローグを抜かしたほぼ一冊分に、たった一昼夜の出来事が描かれているんです。どんだけ詰め込まれてるんだよ!って思わず突っ込みたくなる。笑
すごい疾走感でした。。主人公が追いつ追われつ、警察が奔走する過程で、徐々に犯人たちの真実が明らかになり繋がっていくのが面白くて。アクション?が派手で犯人たちも謎めいていて。ドキドキして目が離せない。破茶滅茶なようでいて、良く出来ているお話だなぁと思いました。

さてさて。
今夜も大人の時間がきた!子どもが寝たあとの自由な時間が大好きです。わっはは!



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by sayuringo39 | 2017-07-19 22:04 | 漫画・映画・本 | Trackback | Comments(0)

嫌いじゃないよ…

この本。
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沼田まほかる『9月が永遠に続けば』を読みました!56歳で遅咲きのデビュー作。うーん…強烈でした。

人間の心の深い闇、屈折した愛情や、執着、嫉妬、憎悪、孤独、不道徳、性的なグロテスクな描写、精神崩壊、、もうありとあらゆる暗いテーマを詰め込んだようなこの異様な作品。
嫌悪感や不快感でいっぱいになるかもしれない。
私も、すごいものに出会ってしまったなという衝撃を受けました。

主人公の一人息子が突然失踪し、付き合っていた男性が事故死。そこに、離婚した元夫の後妻の壮絶な過去が絡み合っていき…みたいな話です。
背筋がゾクッとするような、目を背けたくなるような展開。でも、最後まで見届けなくては気が済まないような、奇妙な引力がありました。出てくる人々が妙にリアルだったり魅力的で、文章力や表現力なのかしら、、内容はともかく、読みやすかったです。
あと主人公が最後、無力感に立ち尽くす場面がわりと好きです。人生が薄っぺらな錯覚に思えて、けれど、またありふれた日常を、幻の暮らしを続けていく他に何ができるだろう、と感じるところ、なんか共感を覚えました。

人は、人生は、綺麗なことばかりではないと思います。良心があれば悪意もある。清く正しく美しく生きようとすればするほど、正反対の感情があることにも気づく。この本に描かれる深い深い闇に、なぜか心が洗われた私でした。あまのじゃくだから、どっか病んでるからそう感じるのかしら。。笑
誰ひとり幸せにならないエンディングが、ほんとに切なかった。けど、終わりだけハッピーだったらなんか白々しくなっただろうし、私的には納得でした。
イヤミスが好きな人にはおすすめです。


めっちゃ夏ですね。極力汗をかかないように過ごしてます。クーラーってほんとすごいなぁ。今いちばんあいしてる電化製品です。笑



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by sayuringo39 | 2017-07-16 19:48 | 漫画・映画・本 | Trackback | Comments(0)

そして向き合う

現実から逃げるように(笑)2冊ほど本を読みました。
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どちらも図書館で何とな〜く手にしたものです。
垣根涼介さんの本は今まで2冊ほど読んだことがありましたが、この『狛犬ジョンの軌跡』も面白かったです。
集団でいること、なにかを背負うことに息苦しさを感じ、仕事でもプライベートでも極力人とのつながりを絶つ男が、ある日一匹の大きな犬を拾う。しかしその犬はただの犬ではなかった、、というお話。不思議な、ありえない設定もあるんだけど、不思議と、自然に受け入れている自分がいて、それは作者さんの力ですかね。
人間が生まれてくることや、人生というものは、本来は無意味な自然現象の一形態に過ぎないということに、誰もがうっすらと気づいていて、時折虚無感にさいなまれる、、それでも「私」という事実を引き摺って生きていく他ない。。という、ジョンの言葉が、なんだか印象に残りました。犬との出会いを通して、主人公の心境が少しずつ変化していくのも、なんだか素敵でした。

角田光代『対岸の彼女』
ある女性が仕事で1人の女性に出会い、自分とは正反対に見えて惹かれていくのだけど、読者には、違う視点で学生時代のその人が描かれていて、過去のその人と現在の彼女が交互に、徐々に現在に交わっていく過程が面白くて、一気に読みました。人とのつながりが苦手な私にとっては、なんか共感できる部分がたくさんあって、、主人公が最後のほう対岸の彼女たちに会いに行く描写ではちょっとじーんとしました。。また出会うため。出会いを選び、選んだ場所に自分の足で歩いていくため、、勇気の出るいいお話でした。


そして全然関係ない自分のことですが、、
子どもたちに、ああしなさいこうしなさい、とうるさく言ってしまう時って、自分自身がちゃんとやるべきことをやれてない時だなぁ、、ということに気づいて。
自分がうまくやれてない焦りとか後ろめたさみたいなのを、人に押しつけても迷惑でしかありませんね!猛烈に反省しつつ、しっかり目の前のことやってこうと気合い入れた今日この頃でした!!
さて今日もがんばるぞーう!笑


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by sayuringo39 | 2017-07-03 05:27 | 漫画・映画・本 | Trackback | Comments(2)