そして向き合う

現実から逃げるように(笑)2冊ほど本を読みました。
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どちらも図書館で何とな〜く手にしたものです。
垣根涼介さんの本は今まで2冊ほど読んだことがありましたが、この『狛犬ジョンの軌跡』も面白かったです。
集団でいること、なにかを背負うことに息苦しさを感じ、仕事でもプライベートでも極力人とのつながりを絶つ男が、ある日一匹の大きな犬を拾う。しかしその犬はただの犬ではなかった、、というお話。不思議な、ありえない設定もあるんだけど、不思議と、自然に受け入れている自分がいて、それは作者さんの力ですかね。
人間が生まれてくることや、人生というものは、本来は無意味な自然現象の一形態に過ぎないということに、誰もがうっすらと気づいていて、時折虚無感にさいなまれる、、それでも「私」という事実を引き摺って生きていく他ない。。という、ジョンの言葉が、なんだか印象に残りました。犬との出会いを通して、主人公の心境が少しずつ変化していくのも、なんだか素敵でした。

角田光代『対岸の彼女』
ある女性が仕事で1人の女性に出会い、自分とは正反対に見えて惹かれていくのだけど、読者には、違う視点で学生時代のその人が描かれていて、過去のその人と現在の彼女が交互に、徐々に現在に交わっていく過程が面白くて、一気に読みました。人とのつながりが苦手な私にとっては、なんか共感できる部分がたくさんあって、、主人公が最後のほう対岸の彼女たちに会いに行く描写ではちょっとじーんとしました。。また出会うため。出会いを選び、選んだ場所に自分の足で歩いていくため、、勇気の出るいいお話でした。


そして全然関係ない自分のことですが、、
子どもたちに、ああしなさいこうしなさい、とうるさく言ってしまう時って、自分自身がちゃんとやるべきことをやれてない時だなぁ、、ということに気づいて。
自分がうまくやれてない焦りとか後ろめたさみたいなのを、人に押しつけても迷惑でしかありませんね!猛烈に反省しつつ、しっかり目の前のことやってこうと気合い入れた今日この頃でした!!
さて今日もがんばるぞーう!笑


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by sayuringo39 | 2017-07-03 05:27 | 漫画・映画・本